ココロの扉を開く①

  最近「笑いヨガ」が評判になっています。生きるのが楽になるヨガで家庭や学校、職場で簡単にできるのが

 よいようです。

  人間関係が苦手な人、鏡をみて見てみましょう、どうですか?口角が下がっていたり眉間にシワが寄って

 ないでしょうか。マナー研修で必ず受講者の方に携帯カメラで自分を撮影していただきます。無意識に撮影

 すると、ほとんどの方は緊張して「猫背でしかめっ面」、自分の顔だけは自分で見ることができないので

 普段の自分を冷静にみて「あーみたくない」なんて声が聴こえてきます。

 

 「挨拶はどうしてするのでしょうか? 誰からするのでしょうか?」と質問すると「毎日、上司に挨拶する

 のですが、上司は返してくれません。朝からモチベーションが下がってしまいます。

 上司は何か考え事をしていたのかもしれませんし、声が聴こえなかったのかもしれません、「挨拶は自分が

 するもの、相手の返しを期待するものではない」のだと気にしない事です。「私は誰に対しても元気に笑顔で

 挨拶する」これだけであなた自身のトータルパワーは一気に上がり、気持ちよく仕事が始められ、一日中

 ハッピーな気分で過ごせます。

 

  マナー研修会場を再度覗いてみましょう、皆さん鏡を見て笑顔の練習をしているようです。意識して笑顔を

 作ったことがないから顎が痛い、自分の笑った顔を初めて客観的に見た、いい感じ・・・和気あいあいの

 雰囲気です。最高の笑顔を撮影して研修は終了です。待ち受けにする人もいらっしゃいます。

  マナーの知識やスキルを学んでも、心からの笑顔がなければ相手に「おもてなしの心」は伝わりません。

 声や顔の雰囲気が冷たいとかえって相手をイライラさせてしまいます。それは電話でも伝わりますので、

 デスクに鏡をおいて受話器を取る前に「ニコッ」としてみましょう。